おっくんの徒然blog日記

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zoom RSS 風鎮の中身

<<   作成日時 : 2017/03/06 22:34   >>

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「風鎮」というものがある。掛け軸などが、風で飛ばないようにする表装具の一つで、通常は石製のものが多い。
先日、いつもの縁日の露店で、古びた「風鎮」を見つけた。白い房で、錦の絹に包まれているが、かなりすりきれたりしており、半ば中身が露出していた。
その露出している中身というのは古銭だった。ざっとみたところ、2、30枚あるだろうか。店の人の値段を聞いて、2本とも即買いした。

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早速家に持ち帰って、分解することにした。
むかしの職人さんの仕事とて、なかなかばらすのに苦労したが、砂ぼこりにまぎれて一枚一枚のコインが出てきたときにはワクワクした。

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で、その内訳だが、どういう訳か、二本とも使われていたコインは29枚で、全部で58枚。「古寛永」とよばれるもの24枚、「文銭」18枚、その他の「寛永通寶」15枚、なぜか1枚だけ、北宋銭「咸平元寶」が混じっていた。
「古寛永」のものは、子細に見ていくと1枚1枚細かいところに微妙な違いがあるようだが、門外漢の私にはとても分類して確定させることは難しい。「新寛永」のほうも、ネットでもちょっと調べてみたが、「文銭」ですら、奥が深くて私の知識ではとても刃が立たない。いつかちゃんとした図録などで、これらのコインの素性を明らかにしたいものだ。

それにしても、この風鎮が作られたのはいつだろうか。
よもや古寛永のあと、新寛永が出回り始めた同時代、ということはないであろう。むしろ、お金がお金としての役割を終え、使い道がなくなって価値がなくなったために、「道具」に仕立てられたのではないか。
そうすると、少なくとも明治以降、下手をすると戦後間もないころのことかもしれない。
また、これがかかっていた掛け軸は、どんなものだったか。
とまれ、一本の風鎮から、いろいろと想像をたくましくするのは楽しいことではある。

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